モノノミカタ

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此の所、本をたくさん読んでいたりするのですが、
つくづく「本=人」なんだなと感じさせられます。
遠い存在の人、違う時代を生きた人などの、会うこと叶わない人の
言葉を聴ける本というものは、なんと有難いものなのか。

あるご高名な小説家の方が、「つまらない本なんてない」と
仰っていらした、という記事が目に留まりました。

確かに・・・。

つまらない人が存在しないように、世のすべての人がつまらないという本も
まず存在しないだろう。
もし、つまらないと感じる本に出会ったとしても、それは自身が勝手にそう
感じているというだけで、本そのものがつまらない訳ではない。
ただ自身がその対象の見方を持っていないというだけのことだ・・・。

だから時が過ぎて違う見方もできるようになり、改めて見直してみたところ、
初めて良さがわった・・・という現象も起きたりする・・・・・・。

そう言われてみると、納得の深いお言葉です。

しかもこれは本に限らず、すべてのことに通じて言えること。
この世に「つまらないことなんてない」ということです。

それでも仮にあるとするならば、それは「つまらないと思う心」だけだろうか。
いや、見方によってはそれすらも、やはりつまらなくはないか。

今は梅雨。
書店には本気の言葉を持った、たくさんの方々が待っていてくださっている。
その方々に会うために、また足を運んでみようかな。

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